クラスTシャツと一言に表現しても、別に学校のクラスの中だけでしか作れないものではありません。部活や同好会で作るケースもありますし、学校単位ではなく地域のサークルがこれらのクラスTシャツを発注してユニフォームに使うことも珍しくはありません。でも、ここで気になるのが発注する際に必要な最低枚数の問題になります。学校のクラスならば平均で二十人や三十人はいるため、その人数のクラスTシャツを作ってもらう分には特に問題となることは出ないでしょう。
でも、地域によってはクラスの人数が少ないこともありますし、部活や同好会の場合でも全体の人数が十人以下になってしまうところも珍しくないです。そして業者のサイトを見てみると、発注は十枚からとなっているところも多くあります。どうして、このような枚数の縛りが存在するのでしょうか。これは多くの業者で使われているのがシルクスクリーン印刷という手法だからです。
この印刷方法は最初に型を作っておき、それを利用してTシャツの生地にインクを乗せて行く形になります。型を作る部分で労力がかかるので、それさえ出来てしまえばあとは何枚Tシャツにプリントしようと大した手間にはなりません。だから自然と、十枚以下の枚数だと労力が対比で大きくなるという形になってしまいます。そのためにシルクスクリーン印刷を使う場面では、少ない枚数の発注ができなことになります。
けれど、印刷方法は他にもインクジェット式や転写式というのを採用しているところもあり、これらは型を作らずにプリントする方法を取っているため、その方法を選択する場合なら少ない枚数からでも注文が出せます。クラスTシャツのことならこちら