小学校や中学・高校に在籍をしているとき、必ずと言っていいほどクラス専用のノベルティを作るものです。特に運動会や文化祭といったイベントの時に手に入れる機会があり、昨今ではクラスTシャツが高い人気となっています。それぞれのスローガンを掲げているものから、担任の応援文字や名前を入れたりするのが基本です。赤や黄色のカラフルな下地で、同じものを身につけることで一致団結をすることができます。

ここでは簡単に、クラスTシャツの正しい洗浄方法をご紹介しましょう。一般的な洗濯だと、洗濯機のなかに入れて汚れを落としていきます。この方法でも構わないのですが、クラスTシャツの場合は大半がインクジェットプリントで作られるため、色落ちをしやすくなります。1度しか着用しないのであればいいのですが、数か月単位で使用する場合はその期間中は良好状態を保ちたいものです。

好ましい洗浄方法としては、手洗いを心掛けることです。大きなバケツの40度程度のぬるま湯を張り、界面活性剤が含まれていない石鹸でもみ洗いをしましょう。界面活性剤は色落ちの原因となるので、避けるのが無難です。なぜ水ではなくぬるま湯なのか、その理由は汚れを浮き上がらせるためです。

水だと油汚れに対して何ら作用をしませんが、ぬるま湯であれば油分が分解されて浮き上がらせることができます。それによって石鹸程度の弱い洗浄作用であっても、十分に綺麗にしていい状態を保てるわけです。