クラスTシャツの歴史とデザインのレイアウト

様々な場面で見かけるクラスTシャツですが、Tシャツそのものの歴史は古く第一次世界大戦の頃とされています。もとは軍服の下に着る肌着として用いられていたものが、第二次世界大戦後にアウターとなり、プリントTシャツができたのは大学で体育に着るために貸出されたTシャツに返却のための番号をふったことがきっかけだといわれています。その後、次第に日本国内でもTシャツが広がり企業活動や体育祭などでキャッチフレーズやロゴをいれたものを着るようになったのがクラスTシャツといわれるものです。現在、クラスTシャツはファッションアイテムとしてだけでなく団結や記念品、向上心の創出といった目的で使用されています。

クラスTシャツといってもそのデザインやカラーは様々です。特にデザインはTシャツの印象を決める大切な要素ですが、ロゴやイラスト、文字をどこに配置するかで印象が変わってきます。目立ちたい、強く印象づけたいときは真ん中に配置します。真ん中は最も強調したい文字やロゴの配置にピッタリで、周囲に強くアピールする効果があります。

主張をさりげなく伝えたいときは左胸にレイアウトします。最もオーソドックスな配置で、洗練された上品な印象になります。鮮烈な印象を与えたいときはスポーツ選手のユニフォームのように背中の上部に大きく配置します。馴染みやすいレイアウトなので大きなデザインでもスタイリッシュな印象に仕上がります。

目立つ必要がなく、仲間同士で団結することが目的であれば左腕にシンプルにロゴや文字だけを配置します。仲間だけの制服のようなクラシカルなクラスTシャツになります。

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